2020年 12月 22日
ロロ・ピアーナ社生地 By Mitsumine
ロロ・ピアーナ社生地 By Mitsumine
ロロ・ピアーナ社は19世紀初頭にウール工場としてスタートしました。
イタリアブランドのタグにLanificioと書いてあるのはイタリア語で
「ウール工場」という意味です。
1970年代、当時はイギリスが生地の中心であり
その市場に合わせて重さが400グラム程ある生地を生産、
クオリティーもバラバラでした。
そこで、ロロ・ピアーナ社はカシミヤと高級ウールのみに戦略をフォーカスしていきます。
当時はカシミヤ生地という市場が存在しておらず、非常にデリケートな毛を生地にするのは大変難しかったのです。
現在のように洋服にカシミヤ生地を使用する流れを作ったのは
ロロ・ピアーナ社が先駆者と言われております。
※いろいろと諸説があります
現在、多くのスーツ生地を生産し、最高級スーツブランドにも使用されおり
そのクオリティは世界中各国に認知され、最高級素材を扱う服地メーカーとして認められています。
ロロピアーナ社ネーム
「AUSTRALIS」
「SUPER130’S」
「SOFT TOUCH」
「DREAM TWEED」
※一例抜粋
いまなお、最高の製品のみを保証するというポリシーとともに
ロロピアーナ社は製造過程で生地を染色したときに発生する汚水を処理する施設が工場に隣接しています。水がきれいになっているかを魚でチェックし、最終処理された水は人も飲むことが出来る状態で川に戻しています。
創業当時より変わらぬ土地守り、子供達の為にも環境を壊すわけにはいかないという強い信念をもってモノづくりを行っております。
ロロ・ピアーナ社は
クオリティとモノづくり、これからも品質向上に向け進んでいます。